2012年11月26日月曜日

会いに、行ってきたよ!

 成田さんは、大府市追分町のケアホーム「わいわいハウス」で暮らされていましたが、今年の4月から、共和町に立ち上がったケアホーム「おれんち」に移られました。
 それまで「わいわいハウス」で共に暮らし親しくなっていた増尾さんは、「成田さんに会いたいな~」と、ときおりぽつりと話されます。また、「わいわいハウス」の隣の「仲間の家」で暮らす容子さんにとっても、成田さんは愛すべき存在。年上の成田さんを、「おじいちゃん」と、親しみたっぷりにいつも呼んでいらっしゃいました。
 そこで、少し前のある日曜日、お2人が成田さんに会いに初めて共和町の「おれんち」へ行かれました!
 さっと車に乗り込んで追分町からほんの10分足らず。「こんにちは~」と「おれんち」に入っていかれ、玄関ではきょろきょろ、そわそわ。でもその後は2人とも堂々と入っていくのはさすが!
 中にいたスタッフが成田さんを呼んでくださり、お部屋から出てきてくれるともうお2人とも大喜び!「あ~成田さんだ!」「おじいちゃん、おじいちゃん!」と、手をとりあって大はしゃぎです。成田さんも、突然の来訪にも関わらず満面の笑みで迎えてくれ、スタッフがここぞとばかりにデジカメを用意すると「変な顔!」を作って大サービスしてくれるほどでした! ホームのスタッフさんは「成田さん、こんな表情されるんですね」と驚かれていました。
 お昼前だったのでほんの少しの時間でしたが、笑いいっぱいの空気が「おれんち」に流れていました。
 さて、追分のホームに帰ってからのお2人は・・・。「成田さん、変な顔してたね」「おじいちゃん、いたね!」と嬉しそうに繰り返しお話されていました。
 これから少しずつ、追分町と共和町のホームの利用者さんが一緒に過ごせる時間を作っていけたらいいな♪と実感できた、ある日曜日の出来事です。