前回痰吸引についての講義を看護師から受けており、今回は人形や実際に人に対しての実践を行いました。
まずは人形を使って痰吸引の練習を行いました。
始めに看護師が実際に吸引を行い、手順の確認を行った後で一人ずつ人形に対し痰吸引を行いました。
次はいよいよ人に対しての痰吸引です。
みんな緊張した面持ちで痰吸引に臨んでいました。
一見すると簡単そうに見える痰吸引も、実際に行って見るとチューブを鼻に入れることが難しく感じました。実際に痰吸引される立場になった時には、鼻に異物が入ってくる違和感と痛みを感じました。
また、緊張と焦りから手順がわからなくなりそうな時もありました。
痰吸引実習を行って、痰吸引は行われる側にとって、気分のいいものではないということを再確認しました。きちんと手順を理解し、技術を身につけることで、利用者にとって少しでも楽に吸引が行えるようにしていきたいと感じました。
佐野 和紀