2012年12月17日月曜日

事業所内勉強会

 りんくでは、看護師の指導の下で定期的に勉強会を開催しています。
 12月7日(金)はたん吸引の勉強会を開催して職員の多くが参加しました。
 一度得た技術も使わなければ活きませんし、継続して行っているうちに我流になって慣れてしまうのも危ないこと。
 技術は習得するだけでなく、高いレベルで維持し続ける必要があります。
さて、

手順を確かめていざ!

 和やかな雰囲気で進められた講習会の中でも、いざ自分が実践する順番になると誰もが真剣さを感じさせる表情になっていました。

モデルとして体験も。「くッ!」

 実践してモデルも体験してみると、鼻腔にカテーテルを入れる時の緊張、カテーテルが入ってくる驚きと不安、身体の反応に改めて気づかされました。
 身に付けた技術は安全、安心、安楽の為にあるもの。これからも確実な技術を維持したいと思います。

りんく 沓名哲夫

2012年11月26日月曜日

会いに、行ってきたよ!

 成田さんは、大府市追分町のケアホーム「わいわいハウス」で暮らされていましたが、今年の4月から、共和町に立ち上がったケアホーム「おれんち」に移られました。
 それまで「わいわいハウス」で共に暮らし親しくなっていた増尾さんは、「成田さんに会いたいな~」と、ときおりぽつりと話されます。また、「わいわいハウス」の隣の「仲間の家」で暮らす容子さんにとっても、成田さんは愛すべき存在。年上の成田さんを、「おじいちゃん」と、親しみたっぷりにいつも呼んでいらっしゃいました。
 そこで、少し前のある日曜日、お2人が成田さんに会いに初めて共和町の「おれんち」へ行かれました!
 さっと車に乗り込んで追分町からほんの10分足らず。「こんにちは~」と「おれんち」に入っていかれ、玄関ではきょろきょろ、そわそわ。でもその後は2人とも堂々と入っていくのはさすが!
 中にいたスタッフが成田さんを呼んでくださり、お部屋から出てきてくれるともうお2人とも大喜び!「あ~成田さんだ!」「おじいちゃん、おじいちゃん!」と、手をとりあって大はしゃぎです。成田さんも、突然の来訪にも関わらず満面の笑みで迎えてくれ、スタッフがここぞとばかりにデジカメを用意すると「変な顔!」を作って大サービスしてくれるほどでした! ホームのスタッフさんは「成田さん、こんな表情されるんですね」と驚かれていました。
 お昼前だったのでほんの少しの時間でしたが、笑いいっぱいの空気が「おれんち」に流れていました。
 さて、追分のホームに帰ってからのお2人は・・・。「成田さん、変な顔してたね」「おじいちゃん、いたね!」と嬉しそうに繰り返しお話されていました。
 これから少しずつ、追分町と共和町のホームの利用者さんが一緒に過ごせる時間を作っていけたらいいな♪と実感できた、ある日曜日の出来事です。

2012年10月9日火曜日

くららの話し合い

 ケアホーム「くらら」では毎月最終火曜日は皆さん揃って話し合いをしています。
 いつもはテレビが気になっている仲間も、自分のペースで過ごされている仲間も、食事を済ませて着替えなどをして、だいたい夜7時になるとリビングに集まってきます。最終火曜日というのはりんくの会議の次の日、今後めまぐるしく変わっていく社会状況や制度のこと、職員の異動などをいち早く仲間にお伝えしたいと考えたからです。
 普段から風呂に入る順番なども皆さんで話をして決めている、「くらら」です。


 さて、話し合いでは・・・。
 日ごろの暮らしの中で感じていることから個人の夢まで、たくさんのことが話し合われます。まだ立ち上がったばかりのくららですが、これからいろんなことがあると思います。でも、そのたびにみんなで意見を出し合えば、きっと良い方向に進んでいけると思っています!

2012年9月5日水曜日

夏祭り

 こんにちは、りんくの西島です。今回初めてブログを書かせていただきます。りんくに配属になり3年が経ちました。在宅の利用者さん、ケアホームの仲間、その方を支えてくださっている様々な人たちとのかかわりを通して日々貴重な経験させていただいています。
 今年の夏は高温注意報なるものがでたり、まだまだ残暑が厳しく体調管理に油断できない日が続いています。


そんな中で行われた法人愛光園の夏祭りでしたが、今年はなんと初めて、りんく単独で夏祭りへ出店させていただくことができました。ちょっと1杯、の感覚で楽しんでいただけたらというテーマで、きゅうりの漬物とノンアルコールドリンクという組み合わせを考えました。
 お試しで前日に漬けたきゅうりの漬物はスタッフ間でも評価が高く、当日も人気があり好評でした。微力ですが私も店の看板を作らせていただきました。
 どんな雰囲気の店構えにするかというところで、当日売り子をする方からイメージをいただきいろいろ考えました。ポイントは「立ち呑み屋のような雰囲気」です。ご来場いただいた方に伝わったでしょうか。

 
当日宿泊したケアホームおあしす・仲間の家・わいわいハウス・くらら・おれんちの仲間の皆さんも参加され、祭りを楽しまれました。仲間の中にはひかりのさとの夏祭りに初めて参加したという方もみえ、満喫されたようです。

 新たな雰囲気で開催された夏祭りですが、りんくで実行委員としてスタッフを引っ張っていただいた新人の森本さん、なれていないところでの大役、お疲れ様でした。

ヘルパーステーションりんく 西島 壮太郎

2012年8月2日木曜日

初めまして“おれんち”です。


梅雨が明けて蝉がミンミンとにぎやかです。

ご挨拶が大変遅くなりましたが私たちは“おれんち”。


今年4月から共和で7人の仲間が暮らし始めたケアホームです。



7人の仲間は日中ひかりのさとのぞみの家や活動センター愛光園、ひかりのさとファームや絆さくさく工房へと楽しそうに出かけます。


平日朝は仲間たちを見送り、夕方迎え入れて翌朝までを支援します。




休日はのんびりと暮らす皆さんの支えになりたい。



そんな私たちおれんちスタッフも、これからこのページで日々のできごとや、思いを伝えていきます。

どうか飽きずにご覧ください。


よろしくお願い致します。


ケアホームおれんちスタッフ 沓名哲夫

2012年7月2日月曜日

お部屋での過ごし方!

大府市にあるケアホーム『わいわいハウス』に住んでいるお二人は、色々なところへ行くのが大好きです。普段は近くのお店に買い物にいったり、移動支援を使ってボーリングやショッピングに行くこともあります。

 余暇を楽しんでいるお二人、外出は一緒に出掛けることも多いですが、部屋での過ごし方はそれぞれ違います。

 大好きな加山雄三の曲をかけて、マイク片手に歌う増尾さん。元気いっぱいで笑顔もステキです。(スタッフは、曲名がわからず・・・増尾さんの方が若いのですが・・・)
写真をとると、照れ臭そうな顔をされていました。


ヘッドフォンでCDを聞きながら大好きな漫画を読んでいる川瀬さん。

川瀬さんは写真をとると、「撮れた?見せて。」としっかりとご自分の姿を確認されていました。

 お二人をみていると、楽しみのある生活は大事だなぁと感じました。

                      生活支援員・ヘルパー:永田

2012年4月10日火曜日

くららの生活

くららが完成し住み始めてから1年になろうとしています。
 あっという間に時間が過ぎて行ったような気がします。
 仲間それぞれの生活スタイルを自分なりに見つけたのかなという感じがし始めています。
 その中で印象深いのは、仲間の誕生日にやった誕生会やクリスマス会です。
 好きなメニューとケーキを自分で選んで、みんなでお祝いしました。
 みなさんとっても良い表情をして見えました。
 クリスマス会では、豪華な食事とケーキは仲間がみんなでデコレーションして作りました。


 思い思いに飾り素敵なケーキが完成し、おいしそうに召し上がっていました。

 それぞれの生活も大事ですが、一緒に住んでる仲間みんなで何かをやるっていうのも大切だなあと感じました。仲間も「こういう行事をやるのもいいかも!!」といって見えました。
 これからももっといろんなことをして、よりよい生活になっていくのを願っています。

松島

2012年1月30日月曜日

お向かいさんに こんばんは

ケアホームくららの生活がはじまって、約7ヶ月がたとうとしています。
 7人の仲間たちも 自分ペースの生活をすごされるようになってきました。

 毎日、2台の車に乗り合わせて、愛光園・まどか・ファーム・のぞみのいえに通ってます。帰ってきてからは、自分の部屋でパソコンを打ったり、テレビを見て過ごす人や、リビングの窓際で、ゆったりと、大好きなビニールボールで遊ぶ人、夕食のとりわけの手伝いをする人、一番風呂に入る人と様々です。
 たまに、部屋で こっそり、おやつタイムを楽しんで見える方も・・・

 くららでは、皆さんの誕生日をささやかに お祝いしています。
 好きなメニューを作っていただき(食事作りのかたの料理は 毎日 すごく おいしいのです。)好きなケーキも用意してもらい、みんなで「おめでとう」と。

  しかし、Iさんの誕生日の日。ケーキのろうそくに火を点そうとしたときに
「火はあるの?」と。くららは オール電化で、マッチもなければ、ガスコンロの火もない。
 そこで、「そうだ、お向かいの○○ちゃん家に マッチを借りに行こう。」と向かいの家のインターホンを鳴らし「夜分にすみませんが、火をかしてください。」と、今の時代に「火をかしてください」とは、相手は??ですよね、しかし、事情を説明すると、チャッカマンを貸してくださいました。

 めでたく、ろうそくに火がともりハッピーバースデイの歌で ろうそくの火をけしてもらいました。
 翌日、子供が大好きなYさんが代表で、お向かいさんに みかんを持って お礼にいかれました。ちょっとした お付き合いが始まりました。少しづつ 近所の方に 自分たちの事を 知ってもらえたらと思いながら 丘の上の 大きな家で生活しています。         

中島ひろみ

2012年1月12日木曜日

ホームで迎えたお正月

ぴょんぴょん跳ねる卯年が終わり、ぐんぐんと天に向かって伸びゆくような辰年がやって来ました!2012年のはじまりです。
 新春一発目のブログは追分町にあるケアホーム「仲間の家」と共和町にあるケアホーム「くらら」でのお正月の出来事をお伝えします。

 「仲間の家」では今年初めて、新年をホームで迎えた利用者さんがみえます。大晦日は定番の紅白をスタッフと一緒に見て、除夜の鐘を聞きながら(聞く前にすでに夢の中だったようですが!)新年を迎えられました。
 元旦は「くらら」にお邪魔して、同じく年越しをホームでされた利用者さんと一緒に手作りのお節料理をいただいてくる・・・というお正月になりました。



 夕方「仲間の家」に戻ってほっとひといきついて、その夜の夜勤のスタッフを待っていると・・・
「Yさん!明けましておめでとうございます!」と、元気よく入ってきた夜勤のスタッフがなんと、Yさん宛の年賀状を手渡ししてくれたのです。これにはびっくり!照れながらも、今もずっと大事にされているYさんです。

 一方の「くらら」にも年賀状がたくさん届いたようです。そこには、「くららの皆様へ」ではなく、「○○様へ」とお一人お一人へのものもあり、私はそれを見せていただいたときにとても嬉しくなりました。「やべちゃん、読んで」とお願いされ、一緒に声を出して読んだ1枚。 ホームの中で暮らす このお一人のために届けられた年賀状を読ませていただき、一緒にほっこり笑顔になれた、ありがたい新年のはじまりでした。
 心痛めることの多かった昨年ですが、どうか2012年は心温まる1年になりますように。ホームでもたくさんの笑顔が咲きますように!



 
須田奈央子